「とりあえず海さんのとこ行こうか」



『え。行きたくな「希依ちゃんに拒否権はなしね」はい』



はぁ………。海のとこ行くのか………。

憂鬱だなー。

でも、まぁ、しかたないか……。

うん。諦めよう。




コンコン


「「「「失礼します」」」」



「おう!お前らか!どうし……希依!?おい、それどうした!?」



「海さん。話は後でとりあえず手当出来るものありませんか?」



「あ、あぁ。これ使え」



それを受け取った爽は器用に手当をしてくれた。