「きー!」



『玲?どうしたの?』



…………タイミング悪いなぁ。



「き、教室行ったけどきーがいなくて……」


気づいたらその後ろには神龍が全員いた。


どうやらまだ私の左手首のことに気づいていないようだった



『ごめんね。心配かけて』



「じゃあ行こ」


そう言って玲が掴んだのは私の左手首………


しかもかなり強く。



『いたっ!!!』