目の前の相手は拳を宙へとあげる


ここまでしたらやることはただ一つ



「おりゃぁあ!」



――ドカッ



その拳は見事私のお腹に命中した



『うっ』



とりあえず声をあげ倒れる



「はははっ!!!今のは忠告!次辞めてなかったらただじゃおかないからね!」



そう言い残してスーパーケバケバ女どもは去っていった


さっきまでうるさかった体育館裏が一気に静かになる



はぁ………


ちょっと効いたかな………。


あいつら絶対レディースでしょ。


力の量半端ないもん。


まぁ、伊達に鬼姫やってないから大丈夫だけど。


一般人なら気絶レベルだよ。



私は呑気にそんな事を考えながらも殴られたお腹をさする