『はぁ………』


神龍の次は私か…うるさいな



「希依ちゃん、あんなの気にしないでね」



『うん。ありがと』



私は気にするなという言葉より心配してもらえたことが嬉しかった


改めて認めてもらえた感じがして、とても心があたたかくなった



それからたくさんの悲鳴は消えることのないまま私達は校舎に入る



そして下駄箱につき開けると……



バサバサッ


なんと大量のラブレター



…ではなく、




「神龍から離れろ」「お前がいて迷惑してる」

と書かれた紙きれ。



いつの間に書いて入れたんだろう


この短い時間でよくやったね



ある意味感動する