私は叫びながら殴りかかってくる組長の拳を簡単に避けお礼にお腹に一発あげた。 「うっ……」 あれっ? まさかのこれで終わり? 『大丈夫〜??』 私は満面の笑顔で問いかける。 「なめてんじゃねぇーぞぉ!!!!」 あ、復活した。 お、ちょっとはやるみたいだね? 今私たちは殴り蹴りを繰り返している状態。 相変わらず叫んでるけど。 でもいい加減に疲れてきたな…… 「おらぁぁぁ!!!!」 ――パシッ 『うっ…』