爽side



俺の隣ですやすやと眠る希依。


無防備すぎる……そして可愛い。


理性もつかな……


ってこんなこと思ってる場合じゃなかった。



俺は急いでケータイを取り出す。


かけなきゃな。
  


『もしもし?』



電話をかけた相手は……



「終わったのか?」



陸斗だ。


俺はさっきあった出来事を全て話した。


一応希依の家につく前に対抗に参加するしないって話はしたけど詳しいことは言ってなかったからね。



「そうか…12時な…」



『うん。俺はこのまま残るから絶対間に合うようにこいよ』



「あぁ……ツーツー」



切られたし……   


ま、要件は言ったしいいか。



明日か…


希依との約束守らないとね。



俺はそう誓って眠りについた。