てことで空き教室に来たはいいものの……


爽が近い……


窓のすぐそばにいるんだけどね……


なぜか密着してるんだよ。


嬉しいけど……恥ずかしい。



「希依ちゃん……」



『なに……?』



きいたことのない真剣な声で呼びかけられる私。


どうしたんだろう……



「実は……俺……希依ちゃんのことが…好きなんだ」



顔を真っ赤にして言う爽。


て、照れてる……



『わ、私も……』



「ほ、本当に!?」



『うん』



は、恥ずかしい……


私今絶対に真っ赤だ……


告白ってこんなに照れるもんなんだね……