「眠い」



そう言って私に寄りかかってきた玲。



「ちょっと玲っ!きーちゃんは今僕と話してるんだからダメーっ!!!」



「うるさい」



「フッ……」



……爽さん?次は鼻で笑いましたよね?


どうしたんだろ………



『爽?』



「あ、ううん!なんでもないよ!」



『そっか』



よかった。いつもの爽だ。