『もちろんだよっ!』



「俺は譲るつもりないから」



そう言って王子スマイルを見せる爽。



『僕だって!!!』



僕もそれに負けないぐらいの笑顔で返してやった。



「………寝るか」



『そうだね………』



そして僕たちは長い長い自分との戦いを終えようやく眠りについたのだった―――