私の言葉に驚く星。


でもそれは一瞬で笑顔になったとおもったらいきなり抱きついてきた。



「僕ね、きーちゃん大好きっ!」



いきなりの出来事に少し後によろめく


びっくりした…いきなりとか本当にやめてほしい。


でも可愛いから許す



と、ここまでは良かったのですが……



『明るい…』



軽くなっている頭部。
あきらかに明るくいつもより広い視界。


まさかと思い頭を触ると…。


そのまさかだったんです。


フードがとれてる………。


それが分かった瞬間一気に襲ってくるめまい。   


こいつらの前では絶対に倒れたりなんかしない……っ!!



なんとか気を紛らわそうと別のことを考えようとする私。


顔見られちゃったなぁ…

なんかもう謎だらけじゃなくなってきてるなぁ…



どんなに考えても体はいうことを聞かない。


ダメだっ……もう…限界…



誰かが慌てているような声を最後に私は意識を手放した。