「ハア・・・ハア・・」


言い合いが一瞬止まったとき、あたしは息切れしていた。



クソジジイも疲れているようだ。





「あんたみたいなのに相手してらんない。もう帰る。」


あたしはジジイにそう言った。




「は?それはこっちの台詞だろ?」



言い返された。





「どーでもいい!帰る!」




あたしはそう言って走っていった。




あ・・・しまった。本性を出しちゃった。



いけないいけない。




にしてもアイツも、ホント顔と性格が一致しないヤツ。


「最低・・・むかつく・・・・。」












もう、あんなヤツ二度と逢いたくねぇ・・・・・。