ザーザー
今日も雨が降っている。
梅雨に入ったばかりでジメジメする7月の始め。
私は山野 紫苑。(やまの しおん)
ソフトボール部所属のライト希望2年生。
いたって普通の中学生。
今は友達と家の近くの公園で待ち合わせして一緒に登校して靴箱で靴を履き替えてる最中。
「おはよー!」
ドンッ!
後ろから親友の秋山 莉乃(あきやま りの)が飛びついてきた。
「おはよ!」
「今日もあさからげんきだね!」
そんな会話をしながら教室へ向かう途中、
門の方から友達と楽しそうに歩いてくるある一人の男の子を見つけた。
「あっ! ほらほら!あさの挨拶は基本中の基本だよ! 行ってきな!」
莉乃がその男子に気がついてわたしを軽く叩いた。
「う…ん。」
前から歩いてきた男の子は私が中学一年生の入学式で一目惚れした五十嵐 颯斗君。
今日も雨が降っている。
梅雨に入ったばかりでジメジメする7月の始め。
私は山野 紫苑。(やまの しおん)
ソフトボール部所属のライト希望2年生。
いたって普通の中学生。
今は友達と家の近くの公園で待ち合わせして一緒に登校して靴箱で靴を履き替えてる最中。
「おはよー!」
ドンッ!
後ろから親友の秋山 莉乃(あきやま りの)が飛びついてきた。
「おはよ!」
「今日もあさからげんきだね!」
そんな会話をしながら教室へ向かう途中、
門の方から友達と楽しそうに歩いてくるある一人の男の子を見つけた。
「あっ! ほらほら!あさの挨拶は基本中の基本だよ! 行ってきな!」
莉乃がその男子に気がついてわたしを軽く叩いた。
「う…ん。」
前から歩いてきた男の子は私が中学一年生の入学式で一目惚れした五十嵐 颯斗君。