自分で言って苦笑。


助けてって言ったくせに、助けてもらったらなんで、なんて…………。



「そうよ夏姫。こいつのことなんかほっといていいのよ」



後ろからケバい声が。


天使のような彼女の声とは程遠いよ。



「ほっとけないよ」


「はぁ?知らないの?こいつ、結花の彼氏取ったんだよ。ビッチなんだよ」