私が弱いからいけないんだ。 心からあなたを信じられるその日まで、どうか待っていてほしい。 必ず、伝えるから。 大好きだよって…………。 「でさー、本当言うといらなくなーい?」 廊下から聞こえた女の子の声でハッと意識を戻した。 「この声、同じクラスの…………?」