とりあえずアクセサリー屋へ。


周りを見れば、カップル、カップル、カップル!


………すっげぇ。



「お客様、何をお探しですか?」


「あ、えぇと………」



定員に突然話しかけられ戸惑う。


ってゆーか、なんも考えてなかったし。



「す、好きな子に渡すプレゼントを、探していて………」


「まぁ!」



正直に言うと、定員はニヤニヤ笑いながら



「どんな子ですか?」



と聞いてきた。


………いや、これ絶対興味本位で聞いてるだろ!


だが聞かれたからには答えなくては。


「えっと、あんまりアクセサリーとかつけない子なんスけど、可愛くて、つけたら絶対似合うと思うですよ」