ちょっと待って?




みんなが話している意味がわからないよー!




『え?ね、みんななんの話してるの?』




亜「絵音はわからなくていいよ!」




そう言って亜希くんは私にギュッと抱きついた。




『え、あ、亜希くん?!』




いきなりのことで戸惑ってると、




駆「亜希!調子に乗んなよ。」




駆眞くんが亜希くんの頭を叩いたのだった…。




亜「痛いっ!駆眞ひどいー!」




駆「亜希が抜け駆けするからだろ。」




翔「絵音、ごめん。騒がしくて。」




『あ、ううん。全然大丈夫だよ!それに…騒がしいって言うより楽しそうでいいな。』




翔「絵音…。」




『あ、別にいいんだよ?何暗い顔してるの?』




翔「絵音が卒業するまで俺が一緒にいてあげるよ。あの時、一緒にいれなかった代わりに…。」




『翔…。大丈夫だよ。一緒にいてくれるのは嬉しいけど翔は生徒会があるでしょ?それに昔からずっと翔に甘えてきたから。』




翔「そっか…。でも、一つだけ言っておく。俺は絵音が甘えてくれると嬉しいよ。」




『うん…。何かあった時は頼りにしてるよ!』




翔「もちろん!」