苑も宙さん離れしないだろうし…できないだろうし。
どうしよ…
こうして私の悩みはまたふえて行くのだった。
「私残りやっとくんで、休んでてください」
「…じゃあ頼んじゃおっかな。ごめんね、ありがとー」
「お気になさらず」
ゆっくりとリビングに戻っていった宙さん。
いつも全然休めてないだろうから、少しぐらいは休ませないと。
それもこれも苑が手伝わないことに問題があると思うんだけど。
…どうしてくれようか苑。
説教か?そんなんで効くとは思えないけど。
どうしたものかねぇ。
物事がうまくいかないと、こんなにも苛付くものなんだなぁ。