「邪魔なんだよ。ボケっとしてんじゃねーよ」
きつく睨まれた。

「ご、ごめんなさぃ……」

あれ?悠くん私だって気づいてない?

私は走って追いかけた

「ゆ、悠くんだよね?……違う?」

「なんで俺のこと知ってるの?」
「てか、お前だれ」

「覚えてない?小学校まで一緒だった蜜柑だよ!」

友夜ちゃんが後から追いかけてきた

「蜜柑、知り合い?」

「う、うん…
小学校まで一緒だったの。」

「あー蜜柑か!」
「ごめん気づかなくて」
「あんまり変わってたから気づかなかったよ!」

「今ちょっと慌てててイライラしてたんだ。ごめん。」

「いいよ!いいよ!」
「でも、ビックリしたなこっちに戻ってきてたなんて!」