その変化に気付いたのはある日の夜のことだった。

ひどく静寂に包まれた夜だったからなのか、私がメランコリックな気分に浸ってた所為なのか。


申し遅れました。
私はどこにでもいる普通の人間です。
好きなものは考えること。
嫌いなことは外に出ること。

…まぁ所謂インドア派の鑑たる人間であろうことは言えるであろう。

何故、私がそのゆりかごと出会ったか、経緯を説明しようと思う。