その日の作戦会議は情報がなければどうにもならないので解散。


速水さんの情報網頼りとなった。


かといって全てを速水さんに投げるはずはなく自分たちでも各自調べることは調べてもらうことに。


1週間近い時間が流れいよいよどうするか諦め半分で真剣に考え始めたときだった。


自称情報通が自称ではないと分かったのは。



「美月ちゃん、前言われたことちゃんと調べて来たよーん!」


「本当に!?」



教室に着くなり届いた朗報に思わず目を丸くする。


美月と速水さんは私には理解不能な奇声をあげながら興奮したように、二人跳び跳ねている。