「どうしょう、百合香…

私、彼のこと何も知らない。」


「本当、恋する乙女になった途端、可愛らしくなっちゃって、」



呆れながら言われるけど、仕方ないじゃない。


何だかんだ言って初めての体験なんだから。


「フフッフーン!

そんなんだろーと思った頼れる親友は口実を含めて、平太郎くんの連絡先を聞きました!」


…何か百合香が凄く輝いて見えるッ


「今日はねー?

練習試合なんだって!

だから、少しだけ出入りしやすいよ!」