彼女とは多分桜咲 舞さんのことだと思う。


そして、会いに来たのは私が彼曰く彼女の生まれ変わりだからだろうか？


『僕と彼女は約束した…っといってもちゃんとしたものじゃない。

でも、僕は信じたかった。

彼女の想いを。だから、僕は君に会いに来たんだ。』


｢…でも、貴方が言う桜咲 舞ではないんですよ？｣


『わかってる。

僕も舞も、もういない存在だ…

自分勝手なのはわかってる、けど一目会ってみたかったんだ。』


｢……私には関係ないですよね｣


『うん、そーだね。

でもさ？話相手になってよ、今夜だけ』