三年の時が過ぎて、春。



桜は満開。



僕の隣にいるはずの君がいない。



「舞」



今日もいない君の名を呼ぶ。


それしか、出来なくなってしまった。


触れたくても触れられない。



会いたくても会えない。



「舞」



また、君の名を呼んでみる。


でも、返事はない。