「和也!」

ゆっくりと閉じてく目

「和也君!閉じちゃダメだ!しっかりしなさい!」
「和也!ダメ!ねちゃだめだよ!」

私と救命士さんの必死の声。

そして、
手術室に、和也は、運ばれていった。


私は、その場で泣き崩れた。