「美和!」

「うわっ!」

「いつまで寝てんだよ!遅刻すんだろ!」

「なんだ。和也か。」

「いや、早く用意しろよ。」

私は、ジトーっと、横目で和也を見ると、
むくりと起き上がり、
出てけ!と追い出してから、
制服を着る