20分ほど時間を潰してから教室に戻った。


もうたくさん人が来てたけど、条件は同じ。


いじめは続く。


「あーりさっ♪遊ぼっ」


美海…!


壊されたキーホルダーが頭に浮かんだ。


「、触んないで!」


「ちょっとぉ、美海に何してんですか〜?まじかわいそー!美海、大丈夫?」


「玲奈っ!もう、助けてよ~マジ死ぬw」


また、あたしは傷付いてる。


信じてはいけない美海を、心のどこかで信じてる。