「へへっ、俺の勝ち~!!」


さっきまでの真剣な声が嘘みたいにいたずらっ子のような声で言う。


「負けちゃったぁ。……涼宮くんのお願いは何ですか?」


「うん……」


ちょっと困ったような照れたような顔をする涼宮くん。