「おーい、さーくらっ?」


脳内が遊びによって埋め尽くされた私の顔を不思議そうに覗きこむ涼宮くん。


「わぁっ!?」


ちかっ!


思わず一歩下がる。



「ふはっ!急に意識がどっかに行っちゃった佐倉さん?下校時刻ですよ~。」


「嘘、やば!」


早く帰らないと怒られちゃう~!


急いで帰宅の準備。