私は間瀬時雨
どこにでもいそうな平凡な女の子

「はぁー.....」
今日は朝から嫌なもの見ちゃったなー.....
やっぱり夏くんはかっこいいなー

「まぁーた 夏のことみてるのー?(笑)」

ぎっくー。

「ううう。びっくりさせないでよ弥生.....」
「あははー。時雨が驚きすぎなの(笑)」

この子は私の大切な友達それでもって幼馴染み幼稚園の頃からずっと一緒にいる
弥生はかわいくて男の子からも女の子からも人気があるの.....こんな私と違って.....

「時雨さー早く夏に告白しちゃえばー?」
「はぁー?!展開早いよ!それにそんな勇気私にはないし.....」
「もぉー!だから時雨はだめなんだよ!」
「うっ.....」

そーだよね。弥生の言う通り
私は中学からずっと片思いしてる人がいる
結川夏くん
夏くんはすごい人気があって私みたいにもじもじ悩むような人じゃない
やりたいことははっきりいうし
すごく優しそうな人。

「てかさ、時雨。あんた夏のこと好きだけど話したことないんでしょ?」
「はい.....」

そーなんですよ。私一度も夏くんとはなしたことがないんですよ。

「それなのになんですきになったわけ?」
「ま、まぁまぁーその話は置いといて早くしないと鐘なっちゃうから早くきょうしついこ!」
「あー!話そらしたな!」
「早く早くー(笑)」

弥生は知らないと思うけと夏くんとは
ちゃんと話したことは二回ぐらいはあるよ。はぁーまた夏くんとおしゃべりできるかなー.....