小学校の俺はいつも一人だった。

…お前だけ髪の色ちげー!

…ガイジーンお前仲間はずれー!!

俺のこの外見だけで周りは
差別'


ある日の下校途中に後ろから

『おーい!かいとー!おれのかーちゃんが言ってたけどお前のかーちゃん学生の時えっちしてお前産んだらしーなー!』


『学生でえっちしちゃいけないんだぜー!!!お前のかーちゃんすけべだなー』


____お前のかーちゃんすけべー!!!



泣きながら俺は帰りの道から
部屋まで全速力で走った。

バタンと、強く閉じたドアに気づいた
母ちゃんが泣いてる俺のそばに来て
どうしたの?と聞いてくる。


かあちゃんのせーで…

なんで…


なんで…


「なんで…なんで学生でそーゆーことしたんだよ!!!!母ちゃんのバカ!!!恥ずかしいよ!!!!」


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