☆★☆★☆★☆


そして、対談当日。


うわぁ…緊張すんなぁ…





楽屋に入った俺はいつになく緊張していた。


だって…!ずっと尊敬してた篠宮先輩と一緒に仕事が出来るなんて…!
前にバックダンサーとして踊った事はあったけど、こんな形で仕事するのは初めてだし…




そんな事を考えていると、楽屋にマネージャーが入って来た。



「おはよう。篠宮さん、さっき楽屋入りしたみたいだよ。」



「え!あ、あの俺ちょっと挨拶してきます!」



そう言うと、俺は自分の楽屋を飛び出し、篠宮先輩の楽屋へと向かった。



コンコン



「はい。」



ドアをノックすると中から声が聞こえる。



「失礼します…!」



俺は少し緊張したままドアを開けた。