「 ………っ!!嫌だ………やめておねがい 」


首を何度も横に振り、
弱くて折れそうな小さな手が俺の胸をトントンと叩く
その姿にゾクゾクする俺は最低だろうか。


「 ごめん、ごめんな 」


行為をする度謝る。そんな俺に" 春 "は
顔を歪め目を閉じ………それからすぐに開けて
哀しそうに辛そうにでも優しく微笑む。





俺を好きにならなくていい。
だけど離れないで