「……私、もう大丈夫だよ」 しばらく2人してぼーっと花火を見ていたら急に七歌が呟いた。 「もう他の人なんて気にしないで、堂々と蓮の彼女だ!って言えるように頑張るから」 「ちゃんと見ててね」と笑いながら言った七歌。 ……言ってくれんじゃん。 「バーカ。言われなくても分かってる」 「バカは余計ー!」 笑みを浮かべながら言う七歌に俺は……