駐車場に入ると見慣れた人がいた。
「も、もしかして小学生の時の同級生達?!」

みんなが振り向く。
「お、お前詩織?!生きてたのか?!」

「死ぬわけないでしょ!!」

あぁ、そうそう。私の名前は秋石 詩織(あきいし しおり)。中学二年生。

「にしても…ここはどこなんだ?」1人が聞く
みんな黙る。わかるはずがないからだ。

私が口を開いた。
「未来…っ?未来じゃないの?」


みんなは顔を見合わせて少し納得の表情を見せた。