すると…彼の手が額に触れた


「あんた熱がある…」


「え…熱…」

彼は冷えピタを持ってきて私の額に貼ってくれた

その時かすかに触れた彼の手が冷たくて気持ちよくて私の頬に彼の手をあてた


「どうした?」



(はっ!いけない知らない方の手を…)

「すみません/////」

と言って彼の手を離そうとしたが、



ギュッ

彼が私の手強く握っていた