泣いてるうちになんだか腹立ってきて、ソファに寝転んだまま、ハートのクッションを抱きしめて足をバタバタとさせる。
「もぉぉぉ〜っ、澪なんか知らないもんっ!
澪がその気なら‥‥‥‥‥っ、私‥‥‥‥ぅう、」
「パンツ見えてる」
突然、私の足元に何かがバサリと掛けられた。
クッションから顔を出して覗けば、そこに居たのは不機嫌な顔をした澪の姿で、
「こんな短いスカートで足上げるとか本当やめて」
なんて言ってぐいっと腕を引っ張って起こされてしまった。
なんでここに‥‥‥‥‥‥
そうおもったけど、後ろに立っている京太を見れば、ニヤニヤと笑っていて、あぁ京太が呼んだんだってすぐに、わかった。