私に優しく笑いかける笑顔は、化粧こそしてないものの、まんま澪で。
驚きとか、そんなこととかよりも、やっと本当の澪に会えた気がして、涙が出た。
「澪っ‥‥‥‥‥‥澪ぉ〜」
「うん。瑠花」
「やっと会えたよぉ」
「うん‥‥‥‥‥これからよろしくね」
流れる涙を隠すように澪の胸に顔を埋めれば、優しく抱きしめてくれる澪。
私たちの新しい日々がここから始まる。
これからは、女の子としての澪じゃなく、本当の澪と沢山の思い出を作ってゆく。
女装男子だった私の親友は、
今では私の彼氏。
これから始まる沢山の楽しいはずの日々に今から胸が高鳴る。
この手を絶対離さないように、2人で色んなことを乗り越えて行くんだ。
親友は女装男子！？ fin♡
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