「ふ‥‥‥‥‥ぅっ、ぅ」





なんで？どうしてだろう。



どこで間違っちゃったのかな？



叶わないと自覚したと同時に、一生結ばれる事はなくても、友達として、一番の親友として側にいようと思った。




二人の邪魔をする気なんて無くて、好きだと伝えるつもりもなかった。





ただ、側に今まで通りいたかっただけなのに。





白雪ちゃんに、私と話すなとか言われちゃったのかな




だからあんな風に冷たく‥‥‥‥‥ううん、違うよね。






澪は、一人の女の子を大切にするために、私と距離を置こうとしてるのかもしれない。












もう、どんな理由があったとしても、前みたいには戻れないんだ。






もうどうしようもないことを悟れば更に溢れる涙。





また目が腫れちゃう‥‥‥‥‥‥


こんなに泣いたらお家に帰れない。






止まれ、止まれと願いながら目をグシグシと拭う。









だけど










「っ‥‥‥‥なんで、止まってくれないの‥‥‥っ」









自分で思うよりいつの間にか澪の事を大好きになっていたんだと、思い知らされた。