「え…?なに?」 「身長小さいなーって思ってさ」 「まぁ、事実だけど、面と向かって言わないでよ!」 「反抗期?」 なんて言いながら、私の頭をくしゃくしゃと撫でた。 「嘘だから、拗ねないの。っていうか、完全に遅刻ですよ。俺ら」 最後の言葉より、 頭をくしゃくしゃと撫でられたことで、 私は、頭がいっぱいだった。