でもね、あたしと流星君だって、



隣の部屋で寝るの辛いんだよ?



二人はそんなこと、微塵にも思ってないよね..



「今夜だけ、我慢して。」



流星君が部屋に入ってから申し訳なさそうに言った。



「やだ気にしないでよ!
 逆にそーちゃんとなるのも緊張して眠れそうにないし、、」



「そうだな。
 ま、明日に備えて早く寝ようぜ」



明日..



明日は..あたしにとって..



きっと大きな別れ道になる。



もしかしたら、明日あたしは、あたしでいられなくなるかもしれない。