差出人は涼也


遥へ


ごめん


ずっと側にいてやるって約束破ってごめんな。

遥に好きって言ってくる奴らは
ほとんど遥のなんにも知らない、顔だけで近づいてきてたんだ。

俺はもう遥かに傷ついてほしくない


俺は遥のその優しいところが好きだ。
その笑顔と優しさは俺がいなくなっても
ずっとそのままでいろよな!


今までありがとう



そして、ごめんね



さようなら





涼也




涙が止まらなかった。


僕は何度も涼也に助けられた

なのにぼくは涼也になにかしてあげられただろうか



悔しくて悔やんでも何も残らなくて



僕は抜け殻になった。