それから何時間


僕はずっと愛梨のそばにいた



愛梨の手を握って


「愛梨」


そう何百回、何千回と名前を呼ぶ



けど愛梨は目を覚まさなくて



僕は



絶対に目を覚ますって信じて学校にも行かないで  




ずっとそばにいた