サドside__







電気が点いていない
薄暗い生徒会室のソファに深く座る1人の影







ガラガラ___



そんな生徒会室に誰かが入ってくる……







カタ_カタ__







「サド、さん……お呼びでしょうか」


「悪いな、呼び出して…ルス」







サドの前に立った人物それはルスだった






「俺はこの生徒会幹部の
四天王を最強にしてきたつもりだ…
でも、シキが負けるなんて想定外だった

ルス、今度は……っ」


「今度は俺の番ですね」







サドの言葉の後に重ねるように
ルスが今度は自分の番だとそう返した






「シキの分まで
この四天王の名誉にかけて…勝ちます」


「あぁ……頼んだ」


「失礼します……」







お互い無駄な話は一切せず
10分たらずでルスは生徒会室を後にした





サドは1人ただソファにジッと座っていた