お昼休み、イスズはリノと
これまでのことを沢山話した



それをリノは親身になって聞いてくれた




「今度はいつ来れるの?」



リノはイスズにそう尋ねた





『それはわからない
けど、また必ず来るから……』


「そっか……ううん、大丈夫!
イスズが休んでる間も
ちゃんとノート取ってあるし!」


『ありがとう、ほんとに』


「気にしないで!
私はいつでもイスズの味方なんだから!」





そんなリノの優しさに頭が上がらない



イスズの為に
もう一人分の授業ノートを取ったり
必ずイスズを退学させないために……





この日は最後までイスズは授業に出た







明日からはまた学校に行けない日が続く