「生徒会へようこそ…
今日からお前達と俺は生徒会幹部の四天王だ」


「あ、いや…ちょっと待ってください!
俺まだ入るなんて一言も……っ」




その言葉に驚いたのは俺だけで
あとのソラルさんとルスは冷静に聞いていた




「シキ…
俺がどうしてお前を誘ったかって
前に聞いてきたよな?」


「はい……」


「今の生徒会にはお前の力が必要だからだ」


「俺の力……」


「そうだ、俺はそこら辺にいる
どーでもいい奴らを選んで生徒会にしたいと
思ったんじゃない……

俺はお前なら今の生徒会を
強く、そして最強にしてくれると思った」







俺はその言葉に
今まで感じたことのない喜びを覚えた




今まで遊び呆けて
周りのことなんか何も見てなくて
自分ですら良くわかんねーのに
この人は俺を必要だと言ってくれた




なぜかわかんないけど
この人について行きたいと思った




それは俺だけじゃなく
ソラルさん、ルスも同じなんだと
2人の表情からも読み取れた





そんなこんなで
これが俺が生徒会に入った経緯……

サドさんとの出会い

ソラルさんとルスとの出会いだ





それから1ヶ月後に
初めて会長……カロクさんと対面した