ラインのクラストークでは、みんな重田の死について話していた。
私は、重田が生きていたころ、私にくれていたメッセージを見ていたのでそれに気が付くのが遅かった。

重田が、死んだというのを最初に伝えたのは愛ちゃんだった。

アイ:重田、死んだってさ・・・。点滴、自分で抜いたらしいよ・・・。

・・・は?
あんたが・・・殺したんでしょ?
私は想像できる・・・重田を殺した愛ちゃんの顔を。

桜:嘘やー重田にライン送ってみるー(^-^)
柚:柚もー

当然、重田からの返信なんてこない。

桜:こないんだけど!ヤバ、まじで?・・・うわ・・・。。。

この話は、重田が死んだ翌日の日の話だ。
もう、すでに1週間が経過している。
私、どれだけ見てないんだよ・・・。
クラスのトークは重田から、私へのメッセージとなっていた。

桜:美織も返信、ないんだけど・・・。死んでないよね?

うん、生きてるよ。
・・・悲しいけど。

アイ:美織は生きてるよー。こないだ、出会ったんだよね(●^o^●)
桜:あ、ガチー?よかったわー美織ー、アンタまで死ぬんじゃないよ

・・・どうして、他人事なの?
どうして?
私のメッセージより・・・重田は?

・・・そっか、重田はもういないんだもん。
いつまでも、重田のこと引きずっていちゃ・・・いけないのかもしれない。
桜ちゃんが、私にメッセージを送ったのはこういうことなのかな?

桜:美織ー大好き(。-`ω-)
柚:柚も~




アイ:(゚Д゚)



あ・・・ここだ。



ってことは、次・・・狙われるのは・・・







桜と柚・・・?