愛ちゃんを殺したい。

それが私にとって素直な気持ちだった。
けれど、殺してしまえば・・・愛ちゃんと同じなんだ。

愛ちゃんと別れ私はもう重田から絶対にメッセージがこない携帯を持ち、ベッドの上に座っていた。重田が家にきたり・・・いっぱい重田には思い出をもらった。

『あの子が死を選んだ』

お母さん、違うんです。
重田は生きようとしていた・・・けれど、殺されたんです。
そう、言いたかったんだ。

けれど、私にはいう資格はない。

ブブブ・・・

あ・・・

さくら:美織~!久しぶり♪うちと、柚、プール行くんだけど、美織も来ない?

・・・桜ちゃん?

さくら:美織、めっちゃ勉強してそうだもんっ!息抜きだと思ってさ

私には友達がいた。
重田・・・ごめんね。

けど、ちょっとだけ重田のこと忘れてもいい?

私は、重田が大好きだからね。