私は、気がつけば 翔太君の背中に抱きついていた。

「寺岡……⁇」

「ねぇ、翔太君……しばらく こうしていてもいい⁇」

夏だけど、翔太君の背中の温もりが心地良くて……って、何か 変態みたい。

そういうこと考えるのは、辞めよ。

でも、すごく安心した。