「ねぇ要くん、付き合ってほしい、とか言ったら引く?」



心配そうな表情の先輩。




「引きませんよ。むしろ俺がお願いしたいくらいですから。」



俺がそう言うと先輩は嬉しそうに微笑む。



「要くん大好ーーんんっ…」




最後まで言わせずにキスを落とす。



俺は言葉で伝えることが苦手だ。だからこれから愛情表現はこうやってしようと思う。




「要くっ…ちょっと、長い……ん…」




「喋らないでください。」




今まで溜まってた分を今、解消する。




好きなんだからしょうがないだろ。止まんないんだよ。