「あ!後輩くんだー!おはよう!」
「……おはようございます。」
朝、登校中、たまたま先輩と会う。
屈託ない笑顔を見せられ目をそらす。
だってあんな嬉しそうな笑顔されたら誰だって勘違いしてしまうに決まってるから。
「かーらーの!タックル!」
ドンッと弱い衝撃が背中に当たる。
「どうどう?ビックリした?」
「…何してるんスか、くだらないことはしないでください。」
全く、ほんとこの人の行動は幼い。
「えー、いいじゃん!」
プゥと口を膨らませる彼女の頬を俺は容赦なくつぶす。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…